アップルパイが、全国の特色ある贈り物を選定する「日本ギフト大賞2023」において、都道府県ごとに1点選ばれる都道府県賞の「京都賞」を受賞しました。 地域に根差した独自のギフト商品であることや、人々の心を強く惹きつける魅力ある商品であるとの評価を受け、日本の文化・産業を更に深化させるギフトとして認められました。
「一度食べたら忘れられない」というお声が多い、バイカルのアップルパイ。
1955年の創業以来、長い時間をかけてお客様に愛されてきた商品だからこそ、素材と製法、その一つ一つにこだわりを持ち、自信と誇りをもっておすすめする逸品です。
長年、培われてきた知識と技術。
守り続けてきた製法のほとんどが手作業の為、時間と労力、熟練の技が求められます。
それでも手間暇を惜しまず作り続けるのは、その向こうにある笑顔が思い浮かぶから。―
みんなの「美味しい」を聞くために、バイカルがこだわり続ける味の秘密をご紹介いたします。
アップルパイに使用するりんごは、数ある品種の中から厳選した、青森県産の紅玉種を使用しています。
紅玉種は、熱を加えることにより、甘みと風味が増し、繊維がしっかりしているため、炊き続けても煮崩れせずシロップの旨味を吸収するので、アップルパイに最適な品種です。
1年かけて、じっくりと育てられる青森の紅玉りんごを、バイカルでは、1970年代(昭和40年代)頃から使用し始めました。
他の品種に比べ、日持ちがせず、市場にあまり出回らない紅玉りんごですが、毎年10トン以上の量をバイカル用にと確保してもらっています。
旬のおいしい時期に収穫されたら、産地で鮮度を保ったままバイカル独自の配合でプレザーブ(シロップ漬け)にし、貨物列車にのせて送ってもらっています。
産地より直送されてきたプレザーブは、ザラメ糖、シナモン、バター、アップルワインを使って、アップルパイを作るたびに炊き直します。
ザラメ糖はグラニュー糖や上白糖と比べ粒子が大きく、炊いていく過程で少しずつりんごに溶け込んでいきます。バターは甘みをまろやかに、シナモンはスパイスを利かせ、いつまでも口の中に甘さが残らないように。
炊き上げるときに入れるアップルワインは風味づけとしての隠し味です。りんご本来の味はもちろんのこと、りんごの香りと食感をお楽しみいただけるのがバイカルのアップルパイです。
パイ生地づくりは、生地を練る、バターを折り込む作業が4回、それぞれの工程をパイ生地への負荷を極力減らすために、手間暇かけながら半日ずつ進めていきます。
生地を休ませる時間をしっかりとることで生地の熟成が進み、それがパイ生地のうま味につながります。 できるだけ生地への負荷を少なくして丁寧に仕上げる生地づくりは、最低でも3日間必要となります。
こうした工程を経て仕上げるアップルパイのパイ生地づくりは、りんご選びと同様に大切な作業です。
バイカルのパイ生地は、約257層からなります。
バターを、とても手間がかかる特殊な製法で上手に包み込むことで、生地とバターが均等に伸びて、端の方まできれいな層ができあがります。
先代から受け継がれてきたこの製法は、どんなレシピ本にも載っていない、バイカルの創業者が考案した独自の方法です。きれいな層に仕上げる為、これを守り続けています。
気温によっても敏感に変化するパイ生地の固さを上手く調整しながら、きれいな層に焼き上げられるかどうかが、職人の腕の見せどころです。
パイ生地は、焼き上げる分だけ用意し、冷凍はしません。
これも、こだわりの一つです。 バターを折り込んだ生地を冷凍してしまうと、せっかく時間をかけてきれいに折り重ねた層がくっついてしまって、焼き上げた時に上手く生地が浮き上がらなくなってしまうからです。
たっぷりのりんごを敷き詰めたら、中のりんごが吹きこぼれないように、パイの上を丸く囲んでベルトを作り、その内側に葉っぱの形に抜いたパイを一つ一つ手作業で飾りつけます。
作り置きをしないため、大量生産は出来ませんが、見た目を美しく仕上げる為に、ひと手間、ふた手間かけた手づくりの魅力を感じてもらえるとうれしいです。
オーブンから出てきたアップルパイ。仕上げにつや出しのために、アプリコットジャムを塗ります。
アプリコット(杏)はそのままでは酸味が強いフルーツですが、糖度を計算しながら砂糖と共に炊き上げることで、甘さと酸っぱさが上手く調和したオリジナルのアプリコットジャムが出来あがります。
アプリコットジャムはパイの表面に塗ることで、できる限りパイが湿気を吸わないように食感を保つ役割を果たします。
少しの塩味が効いたパイや、シナモンを入れ炊き上げたりんごとの相性は抜群。何とも言えないアプリコットジャムの甘酸っぱさが絶妙なアクセントとなり、アップルパイの美味しさを引き立てます。
バイカルのアップルパイの味の秘密はここまで。
素材・製法・形、一つ一つ手間暇かけて、丁寧に作られたこだわりの逸品をお楽しみいただければ幸いです。
ご年配の方からお子様まで幅広い方に喜んでいただけ、ご家族がいらっしゃる方に最適です。
「ここのを食べたら他のは食べられない」「食べれば誰もが笑顔になる」と、嬉しいお話をしてくださるお客様も多く、遠方の人からバイカルのアップルパイを送って欲しいと、いつも指定されるのだそうです。
オンラインショップでは表書き・名入れのご指定、包装、のしなどご選択頂けます。
全国発送承ります。冷蔵便にてお届け致します。
※表示価格はすべて税込価格です。
京都駅直結の地下街「京都ポルタ」に店舗があり、アップルパイをお買い求めいただけます。
近くにお立ち寄りの際の手土産にとお取り置きのお電話を頂戴することや、 京都旅行のお土産にとお買い求め頂く方もいらっしゃいます。
数に限りがございますので、確実なお買い求めは、事前予約がおすすめです。 詳しくは、下記電話番号へお気軽にご連絡ください。
バイカル 京都ポルタ店
電話番号:075-353-0306
営業時間:11:00~20:30
アップルパイの煮たリンゴやシナモンの香りが苦手だとおっしゃる方も多いのですが、バイカルのアップルパイは美味しく食べられると多くのお客様からお声を頂戴します。
実は、私も煮たリンゴの感じやシナモンの香りが駄目なのですが、バイカルのアップルパイはそれを気にせず美味しく食べられます。
創業当初からの人気商品といえば『アップルパイ』があげられます。
バイカルのアップルパイは材料にこだわり、青森の特定地域産の「紅玉」を40年以上使っております。この「紅玉」は小さくて実が硬いため、通常生ではあまり食べないりんごですが、シロップで炊き込んでも煮崩れせず、シロップのうまみ成分を含んでやわらかくなるので『アップルパイ』には理想的な素材だと思っています。また、パイに使うバターも、メーカーにお願いして当社専用の物を作っていただいています。
「ここのを食べたら他のは食らべれない」と、嬉しいお話をしてくださるお客様も多く、遠方の人からバイカルのアップルパイを送ってといつも指定されるのだそうです。
シンプルで、りんごが美味しい。と大好評を頂いております。京都以外にお住まいの方もぜひ、バイカルのアップルパイをご賞味ください。
1955年の創業より、ここ京都で洋菓子を模索し続け、はや60年以上の月日が経ちました。
厳選した旬の素材を活かし、安心して召し上がれるお菓子を作ること。作る手間をおしまないで、お菓子への想いを守り続けること。私たちの大切なこだわりです。店名の「バイカル」とはタタール語で「豊かな命の湖」。その名の通り、お菓子1つにも豊かな命を吹き込みそれを通して、お客様に幸せな時間を届けるために私たちは真心の込もったお菓子を作り続けています。
洋菓子屋さんに足を運んで下さるお客様は、どの方もどこか楽しそうで、幸せな顔をしてらっしゃるんです。お誕生日や何かの記念日にケーキを買いに来るお客様は、喜ばせたい人のことを思い浮かべながら一生懸命にケーキを選ばれます。お子さんとご一緒のお客様からは、「これ可愛い!」「こっちも美味しそう!」と明るい声が聞こえてきます。私達はそういったお客様の笑顔をみると元気になり、また明日もお菓子作りをしようと頑張れるのです。
バイカルでは、パティシエであっても最初の1年は販売スタッフとして店頭に立つことになっています。“お客様のお気持ちを肌感じる”ことができるからです。
私はその考えに共感してこの会社を志望しました。実際、季節ごとのお客様のニーズや、どんなお好みの方がいらっしゃるかなど、お菓子を作る上でも活きてくる貴重な経験をすることができました。
そんな私がおすすめするのはバイカル人気のアップルパイです。合格・卒業・入学・昇進・お引っ越しなどなど…「感謝の気持ち」を贈りましょう。
京都・下鴨の地で、1955年に創業したバイカル。
伝統あるフランス菓子を基本に、厳選された素材とこだわりを持った製法、そしてお客様の安心感を、創業以来常に変わらず追求しています。
1975年(昭和50年)、英国エリザベス女王陛下が訪問された際、献菓としてバイカルの洋菓子を京都御所へお納めいたしました。
5月7日に特別機で羽田空港に到着、その夜は東京都港区赤坂にある迎賓館で昭和天皇主催の晩餐会にご出席。5月10日には関西へ移動され、桂離宮で野点(のだて)を楽しまれ、京都御所などを見学されました。
バイカルでは、お菓子を通じて幸福な時間をお届けできるように、私たちは真心こめて丁寧にお菓子を作り続けています。